順和グループでは、さまざまな医療専門職が活躍しており、
少数精鋭ながらチームワークは抜群です。
そんな医療技術職の仕事のやりがいや、普段の生活について
先輩3名に語ってもらいました。

 

多彩な部署との関わりが、自分を成長させてくれる。

職場見学の時に、多職種と良好な関係にあることに好感を持ちました。検査科とは画像検査に留まらず生化学検査の視点からもアドバイスしてもらったり、薬剤科には造影剤等の使用に関する注意事項について相談に乗ってもらったり、臨床工学科には医療機器に関する管理等でお世話になったり…と、他部署との関わりが日頃から多く、たくさんアドバイスをいただけるので良い経験になります。また、週単位でモダリティをローテーションするという働き方も、バランス良く経験が積めると思います。

医療技術職以外のスタッフにも、電子カルテ等のIT関連の相談や必要な手続きなど多岐にわたるサポートをしていただいてます。他にも、当法人には野球部が存在しており、部員や応援に来てくれる多数の職員と交流が広がりました。全員が野球経験者というわけではないのでハプニングや珍プレイもあり笑いが絶えません。試合は勝利を目指してがんばりつつ、結果にこだわらず試合後の飲み会も、部活の楽しみの一つです。

新卒で入った頃からずっと、あたたかく支えてくれる先輩たち。

新卒で入職して3年目ですが、入職したばかりの頃からみんなが部署関係なく丁寧に仕事を教えてくれました。NST委員会や糖尿病療法委員会などの会議では、多職種での意見交換をする機会もあり、自分の知らないそれぞれの専門知識を丁寧に説明してくれるので、勉強になります。他にも、検査結果や検査の流れについて医師や看護師に報告したり、電子カルテの関連でSEの方々とやりとりをしたり、追加検査の算定依頼などで医療事務の方々と連絡を取ったり、多彩な部署との関わりがありますが、職員がみんな優しく、病院全体の職場の雰囲気が良いので安心して働けます。

当院では、検体検査部門と生理検査部門を交代制で担当しているため、検査技師業務の全般に携わることができます。現在は超音波検査の勉強をしていますが、腹部エコーや心エコーを中心に、毎日1件以上は撮らせてもらっているので、徐々に技術も向上し、疾患の知識も身につきます。他にも頸動脈、下肢動静脈、甲状腺などのエコーもあり、幅広い経験が積める環境です。今後も経験を積んで、超音波検査の資格を取ることが目標です。

高い専門性とプロ意識を持って、チーム医療に貢献。

「深い専門性を追求できる」ところが、この職場の魅力です。私は主に人工透析業務に携わっていますが、当院では透析に用いる患者監視装置のメンテナンスも、部品交換を含めてすべて工学技士が行っており、生きた知識と経験を積み重ねることができる現場です。人工透析におけるシャント管理にエコーを用いるようになって数年が経った今、今後はエコー下穿刺における技術向上も図っていきたいと考えています。また人工呼吸器に関しても知識をもっと深めるため、いずれは呼吸療法認定士の資格試験にも挑戦したいです。

透析室では看護職との関わりが多いのですが、それぞれの専門性を活かして治療に携わる様子はまさに「チーム医療」を体現しています。医師も気さくで話しかけやすく、みんなが意見を言いやすい雰囲気の良い職場です。
思えば、県外から福岡への移住ため転職活動をしていた頃、職場見学でもっとも親身に相談に乗ってくれたのが、この病院でした。風通しが良く、有給休暇も気兼ねなく申請できるため、父親として入学式・卒業式・授業参観もほぼすべて参加できました。ワークライフバランスの整った環境で、やりがいとプロ意識を持って働ける職場です。