NSTについて
なぜ栄養管理が大切か
栄養不良になると体力が低下するだけでなく、けがなどの傷が治りにくい、褥瘡(床ずれ)が発生しやすい、感染症になりやすい、リハビリを行ってもなかなか筋肉がつかず、効果が上がらないなどのことが起こります。栄養管理を行うことで、これらの予防・早期発見が可能になります。
当院での取り組み
当院では2006年5月からこの取り組みを開始しました。入院時及び定期的に栄養アセスメントを行い、栄養管理が必要な患者さんに対して、週一回、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、歯科衛生士で病棟を回診し、必要エネルギーの算出、栄養摂取方法や内容などを提案しています。一口で栄養管理と言っても合併症や褥瘡の状態によっては内容が重要です。また、食事が入らない方には、嗜好・形態・補食なども考慮しています。そして、リハビリテーション病院らしく在宅を想定した無理のない栄養療法の実施も心がけています。
2007年9月に日本栄養療法推進協議会が実施している「NST稼働施設」の認定を取得しました。
糖尿病教室
タイムスケジュール | |||
---|---|---|---|
13:30~ | 講義:「糖尿病とはどんな病気?」(30分) | 看護師 | |
14:00~ | 講義:「食事療法の基礎知識」(40分) | 栄養士 | |
14:40~ | トイレ休憩・血糖測定(10分) | ||
14:50~ | 実技:「運動療法について」(40分) | リハビリ | |
15:30~ | 血圧・血糖測定(10分) | ||
15:40~ | 講義:「薬の知識と個人指導」(20分) | 薬剤師 | |
16:00~ | アンケート・質疑応答(15分) |
※参加費は1家族単位で発生いたします。(付き添いのご家族の参加費は発生しません。)
地域活動
出張講話
テーマ | 担当スタッフ | |
---|---|---|
1 | 「認知症」とどう向き合いますか? | もの忘れ外来担当医 |
2 | 「転ばぬ先の杖」転倒予防と介護予防について | リハビリテーション専門医 |
3 | 足腰の痛みがありませんか?腰部脊柱管狭窄症について | リハビリ・整形外科専門医 |
4 | 脳卒中と嚥下について | リハビリテーション専門医 |
5 | 意外と知らない高血圧の知識について | 脳卒中学会専門医 |
6 | 知っていますか~脳卒中の予防と初期治療~ | 脳卒中学会専門医 |
7 | 画像診断について(エコー・CT・MRI) | 服部理事長 |
8 | 知っていますか?-慢性腎臓病と腎性貧血- | 腎臓専門医・透析専門医 |
9 | 薬と上手に付き合うには | 薬剤師 |
10 | 美味しく食べてメタボ予防 | 管理栄養士 |
11 | 意外と簡単!美味しく食べる高血圧食について | 管理栄養士 |
12 | 元気な方にも役立つ!バランスのとれた食事のとり方 | 管理栄養士・糖尿病療養指導士 |
13 | 介護予防と筋力アップについて(元気高齢者の介護予防体操) | 理学療法士 |
14 | 生活習慣病の運動療法について | 糖尿病療養指導士 |
15 | 家庭で出来るリハビリ・介護予防 | 理学療法士・作業療法士 |
16 | 血管を守ってアンチエイジング | 臨床検査技師 |
17 | いつまでも美味しく食べるための口腔ケア | 歯科衛生士 |
18 | 正しい靴の履き方・選び方 | 義肢装具士 |
19 | 最新の医療保険制度について | 医事課職員 |
20 | 最新の介護保険制度について | ケアマネジャー |
21 | 介護保険サービスの活用について | ケアマネジャー |
22 | 認知症サポーター養成講座 | 認知症ケア専門士 |
ボランティア募集
当法人では、ご入院(入所)中の方々により良い療養生活を過ごしていただくために、ボランティアを募集しております。主な活動内容は次の通りです。
活動内容
長尾病院、老健センターながおでの
募集期間
ご希望は随時受け付けております。活動日時などを調整させていただきますので、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。