入所

在宅復帰支援

在宅復帰・在宅生活支援

「介護老人保健施設」の役割・機能の一つに『在宅復帰・在宅生活支援』があります。老健センターながおは、ご利用者・ご家族と一体となって計画的に在宅復帰を支援する取り組みをおこなっています。医師・看介護・リハビリ・管理栄養士・薬剤師・支援相談員・ケアマネジャーなど、多職種でのチームケアに加え、ご家族とも緊密な連携を図ることで、安心して在宅復帰ができますようサポートいたします。

在宅復帰にあたっては、ご家族の協力がどうしても必要です。そのためにはご家族への介護負担ができるだけ軽減できるようにご支援いたします。入所前後での在宅への訪問指導や、現状の情報提供や定期的な話し合いの機会を持ち、計画の見直し、修正を加えながら、退所が近づいて来たら、再度在宅へ訪問し、家屋調査・改修、介護方法や栄養指導、主治医や居宅のケアマネジャー・居宅介護サービス等との連絡調整などを行い、心配な状況を一つひとつ解決いたします。

老健センターながおは「在宅強化型施設」として在宅復帰・在宅生活支援に努めてまいりました。

ご利用者と介護者の負担を十分考慮して、「がんばり過ぎない」「あきらめない」在宅生活ができるよう、そして、ご家族の精神的支えになれるように努力してまいります。

当施設での入所が必要になった場合にはいつでもご相談下さい。

退所までのフロー

 

上記のフロー図は、入所から退所までの基本的な流れの目安です。入所後の経過を見ながら、ご家族と話し合いながら進めてまいります。

  • 入所日に、ご本人、ご家族と担当スタッフ間で行われる「第1回サービス担当会議」にてご希望やご要望を確認し、「目標」を共有します。また、入所前後に訪問指導に伺い、在宅生活の状況を確認します。
  • 「目標」に向けた介護計画、リハビリ計画を作成し、実施していきます。
  • 3ヵ月後に「第2回サービス担当者会議」を開き、目標がどれだけ達成できたか、あるいはできなかったか等を評価します。
  • ご家族と話し合って在宅復帰の具体的な調整に入ります。家屋調査や居宅担当ケアマネ等との連絡調整、介護指導等の支援を行います。
  • 状況によっては、入所延長、有料ホーム等の施設のご紹介等の支援を行っていきます。

在宅復帰・在宅生活支援に向けてのサービス担当者会議の様子

在宅介護を安心して継続していただくために、当施設内でも、デイケアでの通所サービスやショートステイでのお泊まりサービスを用意しております。
それに加え、「ベッド・シェアリング」というシステムを考え、実施しています。ご家族の負担ができるだけ軽減でき、明るく楽しく、そして後悔しない、有意義な在宅介護生活を送っていただきたいと願い、どうしたらそのお手伝いができるのか、これからも鋭意努力していきたいと思っております。