入所

認知症ケアについて

認知症ケアの充実


超高齢社会の進行とともに認知荘の方も増えています。当施設では、認知症ケア専門士の資格を持ったスタッフを配置し「その人を知り、その人を受け入れ、その人に寄り添う」という認知荘ケアの原則のもと、穏やかな日々を取り戻して頂き、「その人らしい生活」が送れるように支援していきます。

6階認知症専門棟について

認知症専門棟(6F)では入所者の多様な認知症状に対し、一人ひとりとしっかり向き合い、個別対応を行っています。まずは身体拘束廃止を推進しご本人の「人間らしく生きる権利」の尊重を大切にしています。個人の人生(生活歴)を知る事で、より理解を深めその方に合わせた支援を検討します。スタッフは共に時間を過ごす事を大切にし、寄り添うケアを目指しています。

季節の行事やおやつ作り、ドライブやナイトバー等も定期的に行っています。夜中に好きなドリンクで乾杯をする表情は嬉々とされています。毎日16時より夕焼けの会を行い、集団で楽しく過す場をもっています。これらの行事やレクリエーションは1日の生活のリズムを整えることにも効果があると考えています。
タブレット端末を使って、簡単なクイズや体操、昔懐かしい歌謡曲、動物等の動画等をレクリエーションに取り入れています。また自立支援の観点から生活行為の中で、その人の残存機能を引き出す生活リハビリテーションに力を入れています。
認知症ケア専門士による自主的な認知症ケア勉強会、対応が困難な事例の検討会を定期的に行い、認知症ケアの向上に努めています。スタッフ一同、認知症利用者への理解を深め、穏やかに過ごして頂けるように努めてまいります。